【S11・2ロム2000達成構築】レッドカードペンドラー始動ガチ毒菱パ【最高2029】
シーズン11で使用した構築の紹介になります。
【結果】
メインロム(TN:UBちかちー) 最高2029最終1800台前半
サブロム(TN:Furihata Ai) 最高2006最終1930くらい
【構築作成経緯】
ショウさんがS9で使用された毒菱パに興味を持ったので、それを参考に組んだ。毒菱を撒くペンドラーと呪いで削りを入れられ行動保証のあるミミッキュ、身代わり守るを自然に組み込め毒菱や呪いと相性の良いサメハダーとテッカグヤをコンセプト通りパーティに入れた。最初は元の構築通り裏メガとしてリザードンXを入れていたがナットドラン、ドランカグヤのようなサイクルが面倒に感じたので、それら全てに打点を持てるリザードンYをリザードンXに代わり採用した。毒菱選出の際に初手で炎タイプのポケモンを投げられるとキツいので炎タイプを牽制でき、電気の一貫を切れる襷持ちのガブリアスを最後に入れてパーティが完成した。
参考にしたショウさんの構築↓(無断でのリンクになりますので問題があれば削除します。)
【USMシーズン9使用構築】HDレッカペンドラー始動毒菱メガサメハダー【最高・最終レート2149(27位)】 - サイクル厨のオタク構築
【個別個体紹介】
ペンドラー (NN:Guilty Fever)
技:地震/がむしゃら/毒菱/毒々
性格:慎重
持ち物:レッドカード
実数値:165-120-109-×-133-135
基礎ポイント:236-0-0-0-252-20
HB : A161ゲッコウガの岩雪崩確定耐え
HD : C155ゲッコウガのハイドロカノンZ確定耐え
C147カプ・コケコのEF眼鏡10万ボルト確定耐え
C167ジャラランガのブレイジングソウルビート確定耐え
C197霊獣ボルトロスの10万ボルトZ 62.5%耐え
C179アーゴヨンの流星群Z 62.5%耐え
C222ギルガルドのシャドーボールZ 50%耐え
C147カプ・コケコのEF10万ボルトZ 6.2%耐え
毒菱選出の軸。初手で出し毒菱を撒き、レッドカードで相手のポケモンを強制的に裏に引かせてがむしゃらを打ちサメハダーの一貫やテッカグヤでの嵌めルートを作るのが仕事。特殊耐久はもちろん物理耐久も並程度にはあるので出落ちすることが少なく、環境トップのゲッコウガの攻撃も岩ZやエスパーZでもない限り一発耐えるので使いやすかった。相手のギャラドスと同速で挑発を打たれたことがあったので1加速で135族を抜けるようにSに44振りしてもいいかもしれない。
初手でカプ・テテフと対面した際はノータイムでサメハダーバック、ボーマンダと対面した際はテッカグヤバックと決めていた。カプ・コケコの10万ボルトZはほぼ耐えないので初手で対面した際は要注意。
サメハダー (NN:サメハダー)
技:噛み砕く/氷の牙/身代わり/守る
性格:意地っ張り
持ち物:サメハダナイト
実数値:145-189-60-×-61-147 → 145-211-90-×-86-157
基礎ポイント:0-252-0-0-4-252
S : メガ前→最速ギャラドス抜き、準速カプ・テテフと同速
メガ後→最速ポリゴンZ抜き、最速霊獣ランドロスと同速
毒菱選出時のエース。毒さえ入れれば対面でカプ・レヒレやカプ・コケコ、バシャーモなどにもタイプ相性を無視して勝てるのが強かった。ただしメガ前の耐久が非常に低く、加速するために守っても一致抜群Zで倒されるのが難点で、先に加速しておくことが重要であった。
テッカグヤ (NN:おおつつき)
技:エアスラッシュ/宿り木の種/身代わり/守る
性格:控えめ
持ち物:食べ残し
実数値:201-×-124-166-125-89
基礎ポイント:228-0-4-188-28-60
B,D : ダウンロード対策
S : 12振りブラッキー抜き抜き
やどまもみがと毒菱を合わせて相手を嵌めたり、削ってサメハダーの一貫を作るポケモン。エアスラッシュ採用により普通の物理型のボーマンダには後出しからでも基本的に勝てた印象で、特殊型に対しても宿り木で一応誤魔化しが効くので相手パーティにボーマンダがいれば非常に高い確率で選出した。
ミミッキュ (NN:fake Pikachu)
技:じゃれつく/かげうち/呪い/身代わり
性格:意地っ張り
持ち物:ミミッキュZ
実数値:155-143-119-×-126-117
基礎ポイント:196-156-148-0-4-4
A : 11n
HB : A207メガギャラドスの+1滝登り確定耐え
A216メガボーマンダの恩返し確定耐え
A233メガバシャーモのフレアドライブ93.7%耐え
サメハダーを通すための削りが行える呪いと、自身で低速ポケモンを嵌めたり毒菱のダメージ稼ぎに使える身代わりを採用。ギャラドスが少し重いので耐久に振りミミッキュZを持たせ火力を補った。
リザードン (NN:RED GEM WING)
技:火炎放射/オーバーヒート/エアスラッシュ/地震
性格:臆病
持ち物:リザードナイトY
実数値:153-93-98-161-106-167 → 153-111-98-211-136-167
基礎ポイント:0-0-0-252-4-252
毒菱選出では上述のナットドランのようなサイクルやテテフバシャが重いと感じたので裏メガとして採用。技は命中安定の火炎放射、ガルーラやカプ・テテフ、ミミッキュを一撃で飛ばせるオーバーヒート、ヒードランに打つための地震、タイプ一致で運勝ちも狙えるエアスラッシュとした。初手に出してオーバーヒートを打てば無償で数的優位を取れることもあり非常に強力なメガポケモンであった。
このNNを思い付いたときは自分のことが天才だと思った。
ガブリアス (NN:ボブリアス)
技:地震/岩石封じ/毒々/ステルスロック
性格:陽気
持ち物:気合いの襷
実数値:183-182-116-×-105-169
基礎ポイント:0-252-4-0-0-252
襷を持たせた普通のガブリアス。相手に初手で炎タイプを出されるのを抑制するのが主な役割。その甲斐あってか初手にリザードンを出されることがなかったのはとてもよかった。毒々はランドロスに刺す機会が多く、ミミッキュやテッカグヤの身代わりと相性がよく重宝した。相手のパーティにテッカグヤがいる場合は高確率で出されるので、こちらは極力ガブリアスを選出しないようにしていた。
【選出】
体感になるが、選出率はテッカグヤが少し抜けて1位で、残り5匹はほぼ横ばいであった。
・選出パターン(一例)
vs
→@1(oror)
いかにペンドラーで毒菱展開の起点を作れるかが肝。相手の残りのポケモンにもよるが、@1はサメハダーかミミッキュになることが大半であった。
vs
→@1(or)
初手にリザードンを出せば数的優位を取れることが多く、パーティ相性が良かった印象。
vs()
→@1(or)/
この手のパーティには基本的に毒菱選出をしたいが、ヒートロトムがいる場合は先発で出てくることが多くペンドラーの上からオーバーヒートを打ってきたりするので、ガブリアスを先発で投げるようにした。
vs
→@1(or)/@1(or)
毒菱軸でもリザ軸でも問題なく戦えるので相手の残り3匹を見てどちらの選出をするかを決める。
vs
→@1(or)
ペンドラーがかなり仕事が出来るタイプの構築なので、ペンドラーで荒らしてテッカグヤとメガ枠で詰めていく。
vs
→
毒と呪いを使って最終的にサメハダーで詰めていきたいので、ペンドラーとミミッキュでうまくテッカグヤを削ることが重要。
vs
→
クチートとキノガッサが重めなので、初手のガブリアスでステルスロックを撒けないと結構キツい。
【重い並び】
・
パーティ単位でハッサムが重めだが、サンダーまでいるとサメハダーを通すのが非常に厳しくなる。幸いラティオスを出されることは少ないのでリザードンを全力で通しにいく。
・
ステルスロックを撒かれてルカリオに殴られているだけで大体終わる。ミミッキュの皮を残す立ち回りをすることが超重要。
・
勝ち方が分からないので誰か教えてほしい。当たったら運負けと考えるしかない。
【終わりに】
対戦してくださった方及びこの記事を見てくださった方ありがとうございました。