【S12最高最終2018】毒菱展開ペンドバシャ
シーズン12で使用した構築の紹介になります。
【結果】
最高最終レート2018(最終162位)
【コンセプト】
毒菱展開+ビルドバトン積み展開の2つを用いて相手PTを崩していく。
【構築作成経緯】
前期使用したペンドラーの毒菱展開が使いやすかったのでペンドラーから構築をスタート。毒菱と相性の良い「守る」を自然に組み込めるバシャーモと、「まもみが」により相手を嵌めていけるテッカグヤを採用しペンドバシャカグヤの軸が完成した。テッカグヤの「まもみが」をサポートできるように、バシャーモに「バトンタッチ」を持たせたので残りの3匹にはバトンと相性の良さそうなポケモンを揃えた。それがであったがカプ・レヒレのミストフィールドにより毒菱が機能しないことが多々あったため、カプ・レヒレを抜いてグライオンに変更する()。しかしグライオンの選出率が低く、レートも1900代で停滞していたため今度はグライオンを抜いてカプ・テテフを投入した()。これで1度はレート2000に乗せたものの、いまいちしっくり来ていなかったので2000に乗せた直後にこのPTを解散し、カプ・テテフを抜いてカミツルギを入れる()。このPTもしっくり来ず、自分の力量ではレート1900代が限界だと感じたので、ミミッキュをカビゴンの代わりに投入したところ今までの中で一番使いやすくなったので、これが自分の中でのPTの完成形となった()。この構築のみの紹介を行う。
【個体紹介】
ペンドラー (NN:Guilty Night)
性格:意地っ張り
特性:加速
持ち物:気合いの襷
実数値:137-167-110-*-90-162
努力値:12-252-4-0-4-236
技構成:地震/がむしゃら/毒菱/毒々
A:地震→無振りゲッコウガを超高乱数2発
→H振りヒードランを確定1発
HD:C155ゲッコウガの熱湯+水手裏剣3発を確定耐え
S:最速カプ・テテフ抜き
構築の軸。基本的に初手に出して毒と攻撃技2つで相手の場を荒らす。不利対面でも襷が残っていれば毒とがむしゃらで1:1交換を取れたり、アタッカーとしても使えるので非常に頼もしかった。性格を意地っ張りにしたがカプ・テテフや霊獣ランドロスのスカーフ判定は可能であり、性格を陽気にするよりは対面でゲッコウガに勝てる可能性が上がるのでこの調整でよかった。先制技に弱いので僅かに耐久にも努力値を割いたが、準速メタグロスとの同速勝負を避けるためにS実数値を1上げた方が良いと思われる。
バシャーモ (NN:Heat Meteor)
性格:腕白
特性:加速→加速
持ち物:バシャーモナイト
実数値:187-180-137-*-100-128
努力値:252-0-196-0-0-60
技構成:フレアドライブ/ビルドアップ/バトンタッチ/守る
S:1加速で最速ゲッコウガ抜き
積んで守ってバトンする、もしくは可能であれば積んで自身で殴って抜いていく。自分は普通のASメガバシャーモを使うのが下手であるため、そして耐久無振りバシャーモの耐久実数値を見たら不安になるためHBに振ってビルドアップも持たせて後続に繋げる型で採用した。1加速で130族を抜けないことに少し不便を感じたので、性格を陽気の130族(or135族)抜きにして残りを耐久に回してもいいかもしれない。
テッカグヤ (NN:おおつつき)
性格:控えめ
特性:ビーストブースト
持ち物:食べ残し
実数値:201-*-124-151-125-102
努力値:228-0-4-84-28-164
技構成:エアスラッシュ/宿り木の種/身代わり/守る
C:エアスラッシュ→195-133メガボーマンダの身代わりを壊せる
S:1加速で準速100属抜き、3加速で最速スカーフガブリアス抜き
毒菱展開からの嵌め要因。相手のPTにリザードン、ヒートロトム、ボルトロス、サンダーがいない場合は積極的に選出する。ビルドバトンで上からまもみが出来るのはやはり強かった。ボーマンダの身代わりを考慮してCにも振っているが炎技持ちが多く、身代わり持ちの物理型に対しても加速していない状態だと択負けし続けると突破されることもあるなど加速なしでこのポケモンでボーマンダの相手をするのは少々危険だと感じた。
霊獣ボルトロス (NN:WBNW)
性格:穏やか
特性:蓄電
持ち物:オボンの実
実数値:184-*-97-166-125-135
努力値:236-0-52-4-108-108
技構成:10万ボルト/目覚めるパワー氷/悪巧み/挑発
HB :A233メガバシャーモのフレアドライブ75%耐え
A143ミミッキュのミミッキュZ 87.5%耐え
A197メガメタグロスの冷凍パンチ確定耐え
A216メガボーマンダの恩返し確定3発
C:+2 10万ボルト→H4振りミミッキュ確定1発
HD :C211リザードンYの晴れ大文字93.7%耐え
C155ゲッコウガの珠冷凍ビーム62.5%耐え
C155ゲッコウガの波乗り+激流波乗り高乱数耐え
C155ゲッコウガのハイドロカノンZ確定耐え
カバマンダの並びに強く出られるように挑発と悪巧みを持たせた。特殊耐久に振ることで、環境に多かった襷激流ゲッコウガにも勝てるのでカバマンダゲコ系統のPTにはペンドラーの代わりに先発で出すこともあった。持ち物はオボンの実になっているがバンジの実を持たせていたこともあり、どちらの方が良いのかは最後まで分からなかった。バシャーモからバトンを繋ぐ頻度は恐らくこのポケモンが一番少なかった。
ミミッキュ (NN:Shadow gate)
性格:意地っ張り
特性:化けの皮
持ち物:ゴーストZ
実数値:151-154-107-*-126-123
努力値:164-236-52-0-4-52
HB :A207メガギャラドスの+1滝登り87.5%耐え
A197メガボーマンダの恩返し確定耐え
C200カプ・テテフのPF下サイコショック確定耐え
S:準速70族抜き
調整は割と適当であるがバシャーモからバトンした際に絶対に出落ちしないという保証があり、またバトンを絡めずとも行動保証があるため、最終盤に構築に入ってきたポケモンであるが選出率は高かった。毒が鋼タイプに入らないため、鋼タイプへの打点になるように持ち物はゴーストZとした。
カミツルギ (NN:soldier game)
性格:意地っ張り
特性:ビーストブースト
持ち物:悪Z
実数値:145-222-152-*-75-158
努力値:84-4-4-0-188-228
技構成:リーフブレード/叩き落とす/聖なる剣/剣の舞
HD:無振りモロバレルの目覚めるパワー炎81.2%耐え
C155ゲッコウガのハイドロカノンZ確定耐え
S:最速霊獣ランドロス抜き
バトン前提の性格・調整を施した受けを破壊する駒。受け気味のPTに入っているゲンガーを上から殴ってしまえば他の受けの駒も全て制圧出来るのではないかと考え採用した。受けサイクルだけでなくグロスランドレヒレなどにも出して3タテを狙えるのでビルドバトンとビーストブーストという特性の相性の良さを存分に感じることができた。モロバレルに憎しみを抱いていたため耐久はかなりモロバレル意識になっている。持ち物はギルガルド、ヒートロトム、リザードン、モロバレルを意識してそれら全てに等倍以上で通る悪Zとした。ボーマンダ入りにはあまり出さない。
【選出】
@1///など
まずはペンドバシャカグヤを通せるか考え、リザードン・サンダー・ヒートロトム・ボルトロスなどがいてテッカグヤを通せそうにない場合は他の3匹から1匹をテッカグヤの代わりに選出する。カバマンダにはバシャーモが隙を見せやすいのでそれ系統のPTにはバシャーモ以外の3匹を選出することもある。
【重いポケモン≒被選出率の高いポケモン】
→Xが重い。エアスラ持ちのYも辛い。
→HB振りだとカミツルギの+2悪Zを耐えてくるので厄介。そもそもテッカグヤやカミツルギをバトンでロトムに後出しするのが非常に危険。
→テッカグヤを選出できない。カミツルギを焼く技持っているかもしれないのが面倒。
→呪い持ちが非常に辛い。剣舞3ウェポンはなんとかなる。
→熱湯でペンドラーが焼かれる可能性や、焼けなくとも水手裏剣4発で突破される可能性がありペンドラーに有利と言っていいポケモンなので先発で出てこられるのが一番しんどい。
→炎技と身代わり両採用の型が重い。そこに加えて羽休めまで持っていると禿げる。
→被選出率はそれほど高くはなく、出されてもペンドラーで処理できることが多かったがバシャーモに対して無敵のポケモンであるため相手のPTにいると割と困る。
【Special Thanks】
・ダイブボールめざ氷ボルトロスを厳選して譲ってくれたリア友のTくん
・ヘビーボールカビゴンの孵化余り(理想個体)を譲ってくれた割りばしさん(終盤までマジでお世話になりました;;)
・大昔にフレンドボールミミッキュの孵化余り(理想個体)を譲ってくれたセイバーさん(前回の記事で書くの忘れてたので今回書きました)
本当にありがとうございました!
【おわりに】
レートは決して高くはないが最後の最後にまずまず納得できる並びが作れたのは良かったです。毒菱と積みの2つの展開で相手を崩していくという戦い方もとても楽しかったです。来期も時間とモチベがあれば潜ります。ここまで読んでくださりありがとうございました。
【S11・2ロム2000達成構築】レッドカードペンドラー始動ガチ毒菱パ【最高2029】
シーズン11で使用した構築の紹介になります。
【結果】
メインロム(TN:UBちかちー) 最高2029最終1800台前半
サブロム(TN:Furihata Ai) 最高2006最終1930くらい
【構築作成経緯】
ショウさんがS9で使用された毒菱パに興味を持ったので、それを参考に組んだ。毒菱を撒くペンドラーと呪いで削りを入れられ行動保証のあるミミッキュ、身代わり守るを自然に組み込め毒菱や呪いと相性の良いサメハダーとテッカグヤをコンセプト通りパーティに入れた。最初は元の構築通り裏メガとしてリザードンXを入れていたがナットドラン、ドランカグヤのようなサイクルが面倒に感じたので、それら全てに打点を持てるリザードンYをリザードンXに代わり採用した。毒菱選出の際に初手で炎タイプのポケモンを投げられるとキツいので炎タイプを牽制でき、電気の一貫を切れる襷持ちのガブリアスを最後に入れてパーティが完成した。
参考にしたショウさんの構築↓(無断でのリンクになりますので問題があれば削除します。)
【USMシーズン9使用構築】HDレッカペンドラー始動毒菱メガサメハダー【最高・最終レート2149(27位)】 - サイクル厨のオタク構築
【個別個体紹介】
ペンドラー (NN:Guilty Fever)
技:地震/がむしゃら/毒菱/毒々
性格:慎重
持ち物:レッドカード
実数値:165-120-109-×-133-135
基礎ポイント:236-0-0-0-252-20
HB : A161ゲッコウガの岩雪崩確定耐え
HD : C155ゲッコウガのハイドロカノンZ確定耐え
C147カプ・コケコのEF眼鏡10万ボルト確定耐え
C167ジャラランガのブレイジングソウルビート確定耐え
C197霊獣ボルトロスの10万ボルトZ 62.5%耐え
C179アーゴヨンの流星群Z 62.5%耐え
C222ギルガルドのシャドーボールZ 50%耐え
C147カプ・コケコのEF10万ボルトZ 6.2%耐え
毒菱選出の軸。初手で出し毒菱を撒き、レッドカードで相手のポケモンを強制的に裏に引かせてがむしゃらを打ちサメハダーの一貫やテッカグヤでの嵌めルートを作るのが仕事。特殊耐久はもちろん物理耐久も並程度にはあるので出落ちすることが少なく、環境トップのゲッコウガの攻撃も岩ZやエスパーZでもない限り一発耐えるので使いやすかった。相手のギャラドスと同速で挑発を打たれたことがあったので1加速で135族を抜けるようにSに44振りしてもいいかもしれない。
初手でカプ・テテフと対面した際はノータイムでサメハダーバック、ボーマンダと対面した際はテッカグヤバックと決めていた。カプ・コケコの10万ボルトZはほぼ耐えないので初手で対面した際は要注意。
サメハダー (NN:サメハダー)
技:噛み砕く/氷の牙/身代わり/守る
性格:意地っ張り
持ち物:サメハダナイト
実数値:145-189-60-×-61-147 → 145-211-90-×-86-157
基礎ポイント:0-252-0-0-4-252
S : メガ前→最速ギャラドス抜き、準速カプ・テテフと同速
メガ後→最速ポリゴンZ抜き、最速霊獣ランドロスと同速
毒菱選出時のエース。毒さえ入れれば対面でカプ・レヒレやカプ・コケコ、バシャーモなどにもタイプ相性を無視して勝てるのが強かった。ただしメガ前の耐久が非常に低く、加速するために守っても一致抜群Zで倒されるのが難点で、先に加速しておくことが重要であった。
テッカグヤ (NN:おおつつき)
技:エアスラッシュ/宿り木の種/身代わり/守る
性格:控えめ
持ち物:食べ残し
実数値:201-×-124-166-125-89
基礎ポイント:228-0-4-188-28-60
B,D : ダウンロード対策
S : 12振りブラッキー抜き抜き
やどまもみがと毒菱を合わせて相手を嵌めたり、削ってサメハダーの一貫を作るポケモン。エアスラッシュ採用により普通の物理型のボーマンダには後出しからでも基本的に勝てた印象で、特殊型に対しても宿り木で一応誤魔化しが効くので相手パーティにボーマンダがいれば非常に高い確率で選出した。
ミミッキュ (NN:fake Pikachu)
技:じゃれつく/かげうち/呪い/身代わり
性格:意地っ張り
持ち物:ミミッキュZ
実数値:155-143-119-×-126-117
基礎ポイント:196-156-148-0-4-4
A : 11n
HB : A207メガギャラドスの+1滝登り確定耐え
A216メガボーマンダの恩返し確定耐え
A233メガバシャーモのフレアドライブ93.7%耐え
サメハダーを通すための削りが行える呪いと、自身で低速ポケモンを嵌めたり毒菱のダメージ稼ぎに使える身代わりを採用。ギャラドスが少し重いので耐久に振りミミッキュZを持たせ火力を補った。
リザードン (NN:RED GEM WING)
技:火炎放射/オーバーヒート/エアスラッシュ/地震
性格:臆病
持ち物:リザードナイトY
実数値:153-93-98-161-106-167 → 153-111-98-211-136-167
基礎ポイント:0-0-0-252-4-252
毒菱選出では上述のナットドランのようなサイクルやテテフバシャが重いと感じたので裏メガとして採用。技は命中安定の火炎放射、ガルーラやカプ・テテフ、ミミッキュを一撃で飛ばせるオーバーヒート、ヒードランに打つための地震、タイプ一致で運勝ちも狙えるエアスラッシュとした。初手に出してオーバーヒートを打てば無償で数的優位を取れることもあり非常に強力なメガポケモンであった。
このNNを思い付いたときは自分のことが天才だと思った。
ガブリアス (NN:ボブリアス)
技:地震/岩石封じ/毒々/ステルスロック
性格:陽気
持ち物:気合いの襷
実数値:183-182-116-×-105-169
基礎ポイント:0-252-4-0-0-252
襷を持たせた普通のガブリアス。相手に初手で炎タイプを出されるのを抑制するのが主な役割。その甲斐あってか初手にリザードンを出されることがなかったのはとてもよかった。毒々はランドロスに刺す機会が多く、ミミッキュやテッカグヤの身代わりと相性がよく重宝した。相手のパーティにテッカグヤがいる場合は高確率で出されるので、こちらは極力ガブリアスを選出しないようにしていた。
【選出】
体感になるが、選出率はテッカグヤが少し抜けて1位で、残り5匹はほぼ横ばいであった。
・選出パターン(一例)
vs
→@1(oror)
いかにペンドラーで毒菱展開の起点を作れるかが肝。相手の残りのポケモンにもよるが、@1はサメハダーかミミッキュになることが大半であった。
vs
→@1(or)
初手にリザードンを出せば数的優位を取れることが多く、パーティ相性が良かった印象。
vs()
→@1(or)/
この手のパーティには基本的に毒菱選出をしたいが、ヒートロトムがいる場合は先発で出てくることが多くペンドラーの上からオーバーヒートを打ってきたりするので、ガブリアスを先発で投げるようにした。
vs
→@1(or)/@1(or)
毒菱軸でもリザ軸でも問題なく戦えるので相手の残り3匹を見てどちらの選出をするかを決める。
vs
→@1(or)
ペンドラーがかなり仕事が出来るタイプの構築なので、ペンドラーで荒らしてテッカグヤとメガ枠で詰めていく。
vs
→
毒と呪いを使って最終的にサメハダーで詰めていきたいので、ペンドラーとミミッキュでうまくテッカグヤを削ることが重要。
vs
→
クチートとキノガッサが重めなので、初手のガブリアスでステルスロックを撒けないと結構キツい。
【重い並び】
・
パーティ単位でハッサムが重めだが、サンダーまでいるとサメハダーを通すのが非常に厳しくなる。幸いラティオスを出されることは少ないのでリザードンを全力で通しにいく。
・
ステルスロックを撒かれてルカリオに殴られているだけで大体終わる。ミミッキュの皮を残す立ち回りをすることが超重要。
・
勝ち方が分からないので誰か教えてほしい。当たったら運負けと考えるしかない。
【終わりに】
対戦してくださった方及びこの記事を見てくださった方ありがとうございました。
【USMシングル】メガバシャビルドバトン【みちづれ杯優勝構築】
【はじめに】
こんにちは、S10お疲れさまでした。今回紹介する記事はS10期間中の5/27に行われたオンライン大会「みちづれ杯」で使用し、その大会で優勝した(個人成績8-3)構築の記事になります。レートでは使用していないのでご了承ください。
↓みちづれ杯についての記事
※以下常体
【構築作成経緯】
この大会は2人ペアのチーム戦で、ペアの人とPT内のポケモンの種族を2匹被らせ(以下、共有枠と記載する)、残り4匹は異なるポケモンで構築を組まなければならない。そのため私のペアであるブライトン(@Shelgon30)さんと私が共に使い慣れているポケモンを2匹探す必要があったので、ほぼ私の独断でとに決めた。この2匹を使ってバトン展開をしたいと考えたので3匹目にはを入れた。残り3匹もブライトンさんと被りのないようにバトンと相性の良いポケモンたちを選定して構築が完成した。構築作成において下記のぐーみんさんの記事を参考にさせてもらった。
【個別個体紹介】
バシャーモ@バシャーモナイト (NN:Heat Meteor)
性格:腕白
特性:加速→加速
技:フレアドライブ/ビルドアップ/バトンタッチ/守る
実数値:187-180-137-×-100-128
努力値:252-0-196-0-0-60
S : +1で最速ゲッコウガ抜き
調整は元記事の丸パクリの構築の軸。ビルドを積んで裏のポケモンにバトンするのがお仕事。
私がS7で使用した混乱実持ちの剣舞バトンバシャーモと比べたときの強みは
・1加速で最速メガボーマンダを抜ける
・ランドロス対面で積める
・若干特殊耐久が高い(特化レヒレの波乗りを高乱数で耐える程度)。
逆に弱みは主に木の実が無いことに起因するもので
・対ミミッキュ性能が恐らく劣っている。
・ゲッコウガの水手裏剣に弱い。
・自身が抜きエースとなることはほぼ不可能
とういことだと感じた。要するに一長一短。
メガするのが前提なら、メガ前の特性はトレース対策で間違いなく猛火の方が良い。
カプ・テテフ@こだわり眼鏡 (NN:RED GEM WINK)
性格:控えめ
特性:サイコメイカー
技:サイコキネシス/サイコショック/シャドーボール/ムーンフォース
実数値:177-×-108-178-136-423
努力値:252-0-100-92-4-60
HB : A233メガバシャのフレドラ確定耐え
A197メガマンダの捨て身確定耐え
A156ミミッキュの遅延Z 75%耐え
HD : C211メガリザYの晴れ大文字確定耐え
C222ギルガルドのシャドボ確定耐え
C179アーゴヨンのヘドウェ確定耐え
S : 準速60族抜き
先発としてもバトン先としても出せるテテフが面白そうだと思ったので、今回は挑発でバトンをサポートする型ではなく、耐久振りの眼鏡型で採用。相手PTにポリゴン2、カプ・レヒレがいるときは積極的に選出しこのポケモンで負荷をかけるように心がけた。シャドーボールは相手のメタグロスへの交代を読める時に打つことが多かった。
カプ・レヒレ@水Z (NN:アサリ)
性格:控えめ
特性:ミストメイカー
実数値:151-×-135-157-150-136
努力値:44-0-0-220-0-244
HB : A233メガバシャのフレドラ2耐え
C : 余り
S : 最速70族抜き抜き
共有枠その1にしてバトンエースその1。調整はバシャバトン構築のレヒレによくあるメジャーなものを採用。このポケモンにバトンすることが最も多く、元々の並以上の耐久とZ技によりかなり活躍してくれた。
<b>ギルガルド@命の珠</b> (NN:ペルニダ)
<b>性格:意地っ張り
特性:バトルスイッチ
技:シャドークロー/影うち/聖なる剣/剣の舞
実数値:155-112-171-×-172-91
努力値:156-252-4-0-12-84</b>
S : +1で最速70族抜き抜き
+2で最速ジャローダ抜き
共有枠その2(バトンエースその2)。調整はS7のものと全く一緒。ビルドバトンによりブレードフォルム時でもミミッキュの攻撃を耐えられたりするのが強かった。
<b>性格:意地っ張り
特性:あついしぼう
技:地震/氷柱張り/氷の礫/毒々
実数値:185-200-101-×-80-132
努力値:0-252-4-0-0-252</b>
マンダのストッパー、電気の一貫切りが主な役割。バトン先としても使える。このポケモンもS7で使用した個体をそのまま流用した。
霊獣ボルトロス@オボンのみ (NN:9.58s)
性格:臆病
特性:蓄電
技:10万ボルト/めざめるパワー氷/悪巧み/挑発
実数値:177-×-98-167-101-168
努力値:180-0-60-12-4-252
HB : A197メガメタグロスの冷パン確定耐え
A233メガバシャのフレドラ50%耐え
無振りカバルドンの氷の牙+砂ダメ オボン込み2耐え
C : 余り
HD : C200テテフのPFサイキネ93.7%耐え
S : 最速
バトン軸で相手するのが面倒なカバマンダを抑えられるように挑発を入れたボルトロス。バトン展開を阻害してくるレヒレ、スイクン、ドヒドイデ辺りに強いのも評価できる。バトンから繋げなくても単体で活躍を見込めるように最速にした。 カバマンダに極力厚くなるようにオボンを持たせたが、10万ZでH4振りミミッキュを確1に出来るので電気Zを持たせるのも一考。
※以下敬体
【おわりに】
S10はテテフーディンに本構築のバシャーモを突っ込んだ構築を使ったりしていましたが勝ちきれなかったので来期以降も色々試して頑張っていきたいと思います。
最後になりましたが大会を主催してくださったt/Tさん、運営の4人の方々、ペアを組むことを快諾してくださったブライトンさん、加護を授けてくれた木魚さんありがとうございました。
【USMシングル】テテフーディン構築記事まとめ
【はじめに】
USMに入り、まずまずの期間が経過してテテフーディン入りの構築記事もそれなりに出てきているため今回はそれらをリンクとしてまとめてみました。ぽけっとふぁんくしょんを見に行くのすら億劫に感じる自分用にまとめたところが大きいですが、興味のある方は見ていってください。
【注意事項など】
・すべて無断でのリンクになるので、何か問題があったり意見がある場合はお手数ですがコメントもしくは筆者のtwitterにご連絡ください。
・画像等も無断でお借りしています。
・画像の下の赤字はカプ・テテフの性格と持ち物、緑字はフーディンの性格をそれぞれ表しています。
・パッと探してパッと見つけたものしか載せていないため、他にもあれば教えていただけると幸いです。
・誤字、脱字等も教えてもらえると助かります。
・自分用という言い訳のもと、見易さはあまり考慮出来ていないかもしれません。
・筆者はテテフーディン@4の組み方が全然分かっていないので、一緒に考えてくれたり案を出してくれる方を常に募集しています。
【構築記事まとめ】
<シーズン7>
【S7使用構築】輝夜焔龍【最高2114最終2037】 - Psychic Terrain
控えめ・気合いの襷/控えめ
【S7使用構築】二極化テテフーディンバシャギャラ【最高最終2109(72位)&最高最終2063(179位)】 - 未熟PLAYER
臆病・エスパーZ/控えめ
USM S7テテフーディン構築 最高レート2002 - まりるりばしゃばしゃぷーる
控えめ・拘り眼鏡/臆病
【SM・USMシングル】S6、7使用構築と感想:がれきんさんのブロマガ - ブロマガ
控えめ・エスパーZ/臆病
S7使用構築 太陽拳型サワムラー軸 最高186x - ソティのポケモン日和
臆病・気合いの襷/控えめ
【S7使用】テテフーディンバトン~器用なフーディン~ - すぎフェスへようこそ!
控えめ・半回復木の実/臆病
<シーズン8>
【S8使用構築】カバリザカグヤミミテテフー 【最高最終2120/最終35位】 - Psychic Terrain
控えめ・気合いの襷/控えめ
<シーズン9>
【S9使用構築】輝く夜に。カバリザテテフーディン【最高最終2157/最終16位】 - Psychic Terrain
控えめ・気合いの襷/控えめ
【USM S9 最高2132最終2113】異端児PSYCHIC FIRE - Wanna be the Biggest Dreamer
控えめ・拘りスカーフ/控えめ
シーズン9のレポート - hirakoto123300のブログ
控えめ・エスパーZ/臆病
【S9】1700達成!! サイクルパに憧れテテフーディン - すぎフェスへようこそ!
臆病・エスパーZ/臆病
<シーズン10>
【S10使用構築】フレイムテッカグヤ【最高2078/最終1918】 - Psychic Terrain
控えめ・気合いの襷/控えめ
<シーズン11>
【S9~S11使用構築】テテフーディン振り返り【最高1809→1819→1741】 - sawara-hbyの日記
控えめ・拘り眼鏡/控えめ
【S11】読まれないカラクリは強い(仮)~脱出テテフーディン~ - すぎフェスへようこそ!
臆病・脱出ボタン/控えめ
臆病・エスパーZ/控えめ
<シーズン12>
【S12使用構築】カバリザミミテテフ【最高2063最終1939/最終521位】 - Psychic Terrain
控えめ・気合いの襷/臆病
s11最終最高1922達成 対面テテフーディン - ソティのポケモン日和
臆病・気合いの襷/控えめ
<オフ・ネット大会>
第9回JPNOPEN準優勝構築 にゃんこのテテフーディン - まりるりばしゃばしゃぷーる
控えめ・拘り眼鏡/臆病
第103回北海道オフ優勝構築 お月様にお休みなさい[エスパー統一] | 三度の勝ちより一度の飯
控えめ・命の珠/臆病
【シングル】テテフーディンwithビー【讃岐オフ】 - 天候パを使いたい
臆病・電気玉/控えめ
【第18回カンポケベスト8構築】対面集中突破~テテフーディン~ - エンジョイ勢による的外れな考察
控えめ・気合いの襷/控えめ
RFBベスト32使用構築 テテフーディン - motomiiya34のブログ
控えめ・拘り眼鏡/臆病
POWER IS POWER テテフーディン 神山オフ優勝[S11 最高レート1880 最終1819] - 机にアムハン ポリ2確一
臆病・エスパーZ/控えめ
気合いの襷・控えめ/臆病
【おわりに】
SMシーズン1からシーズン6のテテフーディン構築記事まとめもあるので(作成者は私ではありません)、こちらも合わせてご覧ください。
【S7使用構築】二極化テテフーディンバシャギャラ【最高最終2109(72位)&最高最終2063(179位)】
シーズン7お疲れさまでした、はっとりです。
今回はシーズン7にて最高レート2109を記録した構築を紹介させてもらいます。
※以下常体
【構築作成経緯】
今回はPGL上位のに有利を取れ、場合によってはにも勝てるを使いたいと思い構築を組み始めた。2匹目にはフィールドによりの火力及び擬似的に耐久もサポートできるを採用した。
上の2匹で使用率トップのにも対応可能だが型によっては安定はしないのと、やが重いので残りの4匹についてはリードマンさんがSMシーズン5で使用し結果を残されたバシャバトン構築を参考にして、その辺りに厚くなるようにした。
結果としてを軸とした対面選出とを用いたバトン選出が出来る二極化した軸を持つ構築が完成した。
ちなみにこの構築にはUSMの新要素が一切ない。
参考にしたリードマンさんの構築記事↓
yomiko-poke.hatenablog.com
【結果】
メインロム(TN:UBちかちー)
・・・最高最終2063 瞬間最高5位/最終179位
サブロム(TN:Ronaldo)
・・・最高最終2109 最終72位
追記:2/10開催仲間大会「大輪杯」7勝0敗全勝優勝
2/11開催ガバオフ予選4勝4敗→予選3位落ち
【個体個別紹介】
カプ・テテフ@エスパーZ (NN:ダイヤさん)
性格:臆病
特性:サイコメイカー
技:サイコキネシス/ムーンフォース/自然の怒り/挑発
実数値:167-×-112-151-136-154
努力値:172-0-132-4-4-196
HB : A233メガバシャのフレドラ確定耐え
A216メガボーマンダの恩返し確定耐え
A156ミミッキュのシャドクロ確定耐え
同上の遅延Z62.5%耐え
A143ミミッキュの遅延Z確定耐え
C : PF下Zサイキネ→無振りリザY・H4D12振りメガガル確1
S : 準速101族抜き、最速ドリュウズと同速
メガバシャのフレドラ耐えの有名な調整のテテフ。初手に投げエスパーZで相手をワンパンし数的有利を取る、もしくは鋼を呼びバシャの起点を作るのが主な仕事。
遅延Zミミッキュに殴り勝てたり、挑発で相手の展開を阻害しつつ3タテしたりすることもあるなど使い勝手は非常によかった。
フーディン@フーディナイト (NN:Awaken power)
性格:控えめ
特性:マジックガード→トレース
技:サイコキネシス/シャドーボール/気合い玉/身代わり
実数値:139-×-90-235-126-202
努力値:68-0-36-148-4-252
HB : A182一致地震確定耐え
無振りナットレイのジャイロボール確定耐え
A222ギルガルドの影うち確定耐え
C200眼鏡カプ・テテフのPF下サイコショック確定耐え
C : PF下サイキネ→H4振りミミッキュ確1(与ダメ144~169)
シャドーボール→H252D12振りギルガルド確2
サイキネ+気合い玉→H244D4振りポリゴン2を確定
HD : C196アーゴヨンの流星群確定耐え
C147珠カプ・コケコのEF下10万ボルト確定耐え
S : メガ前→最速ウツロイド抜き抜き
メガ後→最速130族抜き抜き
耐久を最低限確保し、火力に大きく割いた自慢の調整のフーディン。技構成は一致ウェポンのサイキネ、ガルドとグロスへの打点となり他の鋼にも命中安定で打てるシャドボ、主にヒードラン・ナットレイ・ポリ2へ打つ気合い玉、何かと役に立つ身代わりとした。身代わりは考慮されることが少なく、対面でバシャーモにも勝てたりしたので使い勝手はよかった。自慢の調整ではあるが、実はフォロワーのダイジさんの構築記事を参考にして若干調整を変えただけだったりする。アンコールが欲しいと思うことも時々あったが切れる技がなかった。参考元の記事↓
【S4・シングル】控えめテテフーディンちょっとあらため【最高2003・最終1960】 - 天候パを使いたい
ビーストブーストのような強い特性をトレースすると全抜きも可能だったため、メガ進化するタイミングを考えることも重要。新規UBのアーゴヨンにも蜻蛉持ちのスカーフ個体でなければ対面から負けることはなく、PGL上位のポケモンに対する刺さりは悪くないと感じた。
サイキネの火力はPFに依存することが多く、選出する際はほぼほぼテテフとセットであった。
バシャーモ@フィラのみ (NN:レーヴェ)
性格:腕白
特性:加速
技:フレアドライブ/剣の舞/バトンタッチ/守る
実数値:180-140-134-×-90-108
努力値:196-0-252-0-0-60
HB : A156ミミッキュの遅延Z被ダメ126~148
同上の影うち被ダメ27~33
A182一致地震87.5%耐え
S : +1で最速カプ・テテフ抜き
+3で最速スカーフ110族抜き抜き抜き
バトン選出の際の要。鋼タイプやミミッキュの前で剣舞し、ギャラドスやギルガルドにバトンするのが仕事。ある程度の耐久と半回復木の実により状況次第ではバトンをするのではなく自身が抜きエースとなることも可能であり、この型の性能の高さを感じた。
リードマンさんの構築記事では1加速で最速霊獣ランドロス抜き抜きの調整となっていたが、本構築では耐久を少し落として1加速で最速カプ・テテフまで抜けるようにした。
ギャラドス@ギャラドスナイト (NN:ギャラドス)
性格:意地っ張り
特性:威嚇→型破り
技:滝登り/氷の牙/地震/竜の舞
実数値:177-226-129-×-150-128
努力値:52-244-0-0-0-212
A : +1滝登り→特化ランドロス確1
+2滝登り→特化カバルドン確1
HD : C147カプ・コケコのEF下10万ボルト確定耐え
この構築のバトンエース。加速して剣舞を積んだバシャーモから繋いだときの制圧力が凄まじかった。
選出はほとんどバシャーモとセットでバトンを前提としているため、性格は意地っ張りとした。実際にこのポケモンを先発で出すことは一度もなかった。
マンムー@きあいのたすき (NN:ピノ)
性格:意地っ張り
特性:あついしぼう
技:地震/氷柱張り/氷の礫/毒々
実数値:185-200-101-×-80-132
努力値:0-252-4-0-0-252
マンダの牽制、地面の一貫切り、積んだポケモンのストッパーなどの役割を担ってもらう普通の襷マンムー。時にはバシャーモのバトン先にもなる。
最速キノガッサを考慮するなら性格は陽気一択だが、キノガッサとマンムーが対面することがこのPTにおいては多くないことや、マンムーへもバシャからバトンを繋ぐことがあり素早さより火力が欲しいことを加味して性格は意地っ張りにした。
先発で出すことが少ないので4枠目の技として耐久崩しができる毒々を入れた。
ギルガルド@命の珠 (NN:ペルニダ)
性格:意地っ張り
特性:バトルスイッチ
技:シャドークロー/影うち/聖なる剣/剣の舞
実数値:155-112-171-×-172-91
努力値:156-252-4-0-12-84
S : +1で最速70族抜き抜き
+2で最速ジャローダ抜き
バトンエースその2。ナットレヒレやカグヤレヒレのようなギャラドスで相手しにくいサイクルやラティアス入りサイクルパを破壊してもらう。このポケモンもギャラドス同様先発で出すことはなかった。
Zを打つかどうかの択を作りたくなかったので命の珠を持たせた。A+2珠聖剣で落とせる相手が増えるのも結構大きなメリット。
【選出】
だいたい以下の①~③のどれかになる。④は特定のPTに対して行う選出。
①++(or)
対面選出。テテフーディンで高火力を押し付け相手のポケモンを2~2.5匹倒してもらい、最後に襷で行動が保証されているマンムー(もしくは高耐久である程度行動保証されているギルガルド)で〆るのが理想的な動き。相手PTにメタグロスがいる場合はこの選出をしない方向で考えていたが、その他の鋼はどうとでもなるので相手の鋼タイプを見てこの選出を渋るということはなかった(ただし鋼には気合い玉を当てる必要性が出てくる)。この選出におけるテテフの先発率は8割ほどで、前述のメタグロスの他に最速霊Zミミッキュとスカーフカプ・テテフ、スカーフゲッコウガがキツい。マンムー:ギルガルドの選出率は8:2くらい。
②++
テテフで場を荒しバシャで積みギャラで無双する単純だが非常に強力なバトン選出。①よりも安定してミミッキュを見ることができ、この選出をすることが一番多かった。
テテフとグロスが初手対面した際はノータイムでバシャに引いていた。
③++(or)
テテフが出せないときのバトン選出。相手の場に出ているポケモンに応じてバシャーモからどのポケモンにバトンを繋ぐかを選べる点が良く、マンムーはバトン先としてもストッパーとしても使えるのが偉かった。
④++1
対イーブイバトン・対受けループの選出。イーブイにはガルドで聖剣を打てばよく、受けルにはガルドに剣舞バトンを繋げばかなり強く出られるのであまり苦戦しなかった印象。
【重いポケモン】
メガでもZでも先に舞われると止められないのでテテフの挑発で舞わせないようにするか、こちらが先にバシャーモで展開することが必要。飛行Zが最も辛い。
テテフの下からフィールドを張り替えることができ、こちらのどのポケモンでもワンパンできないので面倒。黒い霧持ちやリフレク持ちだった場合、バトン選出で相手にするのは厳しくなる。
ミラコも吠えるも熱湯も瞑想も全てがしんどい。
ミラコ、黒い霧、熱湯がやっぱり辛い。
※以下敬体
【最後に】
今期は7世代初の2100達成であったり、初の瞬間1ページ目に入ったり初の最終二桁順位であったりと一番頑張れたシーズンだと思うので個人的には満足しています。今後は潜れる時間が減りそうですがのんびりやっていこうかと思うのでよろしくお願いします。それでは失礼します。
【SMシーズン6使用構築】テテフ展開炎Zバシャーモ【最高最終2012】
SM最終シーズンお疲れ様でした。
S6では、S4以来にレート2000を達成したので、使用した構築の紹介をします。本当に「2000に乗せただけ」の構築となっていますが読んでもらえると嬉しいです。
【結果】
最高レート及び最終レート2012
TN:Furihata Aiで潜っていました。当たった方は対戦ありがとうございました。
※以下常体
【構築経緯】
今期も好きなポケモンであるバシャーモを使おうと思い最初はメガバシャを使っていたが、環境に多いHBカバルドンやABミミッキュで止まってしまうため、それらに多少なりとも強い型のバシャ-モを模索していたところ、こちらの記事
asukapoke.hatenablog.comを見つけたので参考にさせてもらい、構築作成に至った(記事は無断転載のため要望があれば削除します)。
【個別紹介】
臆病/サイコメイカー
145-x-95-182(252)-136(4)-161(252)
基本初手で投げて、上から殴ったり挑発で相手の展開を阻害してもらい裏のバシャーモやボルトロスにつないでいく。技構成は耐久無振りミミッキュを高乱数で落とせるショック、一致ウェポンのムンフォ、呼ぶ鋼(主にヒードラン、ジバコイル、ドリュウズ)に打てる気合いボール、起点回避の挑発とした。火力・素早さともに申し分なく先制技も無効となるのでこのポケモン一匹で相手を半壊させることもしばしばあり、選出率も一番高かった。
バシャーモ@ホノオZ
意地っ張り/加速
フレアドライブ/飛び膝蹴り/剣の舞/守る
155-189(252)-90-x-91(4)-132(252)
A:+2フレドラZで特化カバルドン・H振りアシレーヌを確定1発
+1フレドラZで特化ランドロスを最低乱数切り確定1発
ABミミッキュを一撃で飛ばすため、また舞った後にカバルドンやクレセリアを落とせる火力が欲しかったため持ち物をホノオZとした。1加速してもコケコとメガゲンガーを抜けないが、それで困ることは特になかったため意地っ張りで正解だったと思う(ただしメガプテラを1加速で抜けないことで困ることは数回あった)。マンダやマリルリがいるPTにだすとお荷物になりかねないので極力出すことを控えた。
腕白/砂おこし
地震/氷の牙/あくび/なまける
211(220)-134(12)-187(252)-x-93(4)-70(20)
普通の物理受けカバルドン。メガバシャ・メガマンダ・メガグロス・ミミッキュ・ガブリアスなどの相手をしてもらう。ミラーを意識してSに少し割いたがその恩恵を感じられることは特になかった。
霊獣ボルトロス@デンキZ
憶病/蓄電
10万ボルト/めざめるパワー氷/挑発/悪巧み
175(164)-x-98(60)-169(28)-101(4)-168(252)
HB:陽気メガバシャーモのフレドラ・陽気メガメタグロスの冷パン確定耐え
無振りカバルドンの氷の牙×2+砂ダメ×2を高乱数で耐える。
カバルドン展開が鬱陶しく感じたので挑発と悪巧みを採用して崩しを行えるようにした。カバルドンだけでなくクレセリアや耐久振りヒードランにも挑発→悪巧みで勝て無難に強かった。陽気メガボーマンダの捨て身タックルまでは乱数で2耐えできるので対面からなら、ボーマンダとはさほど分は悪くない勝負ができる(岩技持ちは無理)。また、特化メガバシャのフレドラも乱数で耐えるので、メガバシャは最悪このポケモンで見ていた。
持ち物は、全く足りていない素の火力を補えるデンキZとし、Sは最速ミミッキュや最速100族を抜けるメリットが大きいと思い憶病最速とした。
ゲンガー@メガストーン
憶病/呪われボディ→かげふみ
シャドーボール/ヘドロ爆弾/10万ボルト/凍える風
135-x-101(4)-222(252)-115-200(252)
フルアタ小学生ゲンガー。一致技2つに、ボーマンダへの打点となり起点回避にもなる凍える風と、ゲッコウガやテッカグヤに打てる10万を採用した。10万は警戒されることがなく、ゲッコウガをワンパンしてくれることが多々あった。技範囲が非常に広いため選出して腐ることが少なく、使いやすかった。
ギルガルド@命の球
意地っ張り/バトルスイッチ
シャドークロー/かげうち/聖なる剣/剣の舞
155(156)-112(252)-171(4)-x-172(12)-91(84)
選出率は最下位。基本的にラティアス入りの低速サイクルやギガドリ、イーブイバトンに対して投げる。Sラインについては、+2珠聖剣でブラッキーが落ちるので確実に抜けるようにここまで振った。ゴーストZも持ち物の選択肢にあったがPT内にZ持ちが3匹以上になることを嫌ったため今回は命の球を持たせた。
選出はギルガルド以外の5匹から3匹というパターンが大多数で、その中でもやはりテテフから入ることが多く、相手の先発をゲッコウガまたはキノガッサと読む場合にはゲンガーから入るようにした。Z持ちであるバシャとレボルトの両選出もときどきあったが、どちらもZを打ちたいとなる場面はほとんどなく、問題はなかった。
スカーフテテフが非常に重く、カバを選出していない場合はスカーフマンムーやスカーフランドロスも重かった。
ギルガルドはほぼ100%選出されるものと考えておくことも必要。
【最後に】 ※以下敬体
SM最終シーズンに一つの区切りであり目標であるレート2000を達成できてホッとしています。ウルトラサンムーンでレートに潜るかどうかは未定ですが今後ともよろしくお願いします。
【S4最高2021最終1888/真皇杯関西予選2予選1位抜けベスト32】メガバシャバトンサイクル
S4お疲れさまでした。
S4でレート2000を達成し、真皇杯でも使用した構築の紹介をしたいと思います。
【結果】
最高レート2021/最終レート1888
真皇杯関西予選②予選7-3(1位抜け) 決勝T1落ちベスト32
TNはFurihata Aiで潜っていました。
※以下常体
【構築経緯】
S4でバシャーモナイトが解禁されたためバトンメガバシャーモを使おうと思い、残りのポケモンはバトンで繋ぐのに相性が良さそうな5匹を採用した。
【個別紹介】
意地っ張り/加速→加速
フレアドライブ/飛び膝蹴り/バトンタッチ/守る
185(236)-200(12)-115(116)-×-101(4)-138(140)
A:フレドラでH4振りミミッキュ確定1発
フレドラで無振りテテフを最低乱数切り確定1発
フレドラでB4振りコケコを28%で1発
無振りメガバシャを飛び膝蹴りで71.4%で1発
HB:A233メガバシャーモの飛び膝蹴り確定耐え
A197メガルカリオのインファイト確定耐え
A156ミミッキュのZシャドクロ+影打ち確定耐え
A112鉢巻きマリルリのアクアジェット確定耐え
HD:C155ゲッコウガの水手裏剣5発確定耐え
C155珠ゲッコウガの水手裏剣4発まで確定耐え
臆病CSコケコの10万+フレドラ反動確定耐え
S:1加速で135族抜き
PT唯一のメガ枠でありバトン要因。構築の要なのでほとんどの試合で選出する。バトンを成功させるためにはバシャが死なないことが重要なので耐久に厚めに割いた。場持ちがよく、自身で殴っていくか裏にバトンで繋ぐか状況に応じて選択できて使いやすかった。特化メガバシャーモの膝も耐えるのでミラーに強い点も非常に良かった。
Sを落としたことでスカーフテテフに上から殴られることを懸念していたが実際にそのような場面に遭遇することはなくSの調整はこれで全く問題なかった。
バーモnt curryというNNが付いていたが6世代から7世代に送った際に跡形もなく消えてしまった。
霊獣ボルトロス@オボンのみ(NN:Thundurus)
控えめ/蓄電
10万ボルト/めざめるパワー氷/きあいだま/悪巧み
184(236)-×-95(36)-195(100)-101(4)-138(132)
HB:A233メガバシャのフレドラを58%で耐える。
A212メガバシャのフレドラ確定耐え
A197メガメタグロスの冷凍パンチ確定耐え
A156ミミッキュのZじゃれつくを71%で耐える。
バトンから繋いだ際に出落ちしないように耐久に割いたレボルト。擬似的に耐久を上げるためオボンのみを持たせた。悪巧みを積むことで三タテしてくれることも多々ありバトンバシャーモとの相性の良さを感じた。
カプ・レヒレ@食べ残し(NN:Mermaidfesta)
図太い/ミストメイカー
177(252)-×-151(20)-133(140)-152(12)-116(84)
HB:A142ミミッキュの+2 Zシャドクロを確定耐え
A200一致地震を食べ残し込みで確定2耐え
HD:C222メガゲンガーのヘドロ爆弾を確定耐え
S:1加速で準速メガボーマンダ抜き
相手の耐久ポケモン崩しや状態異常耐性の付与などのために採用したポケモン。選出率は高めだったが、加速していないと容易にミミッキュ等の積みポケの起点になるので注意が必要だった。調整を欲張った結果、火力も耐久も素早さも中途半端になってしまった感が否めないので、もっと良い調整を見つけたかった。
テッカグヤ@マゴのみ(NN:Z-ONE)
臆病/ビーストブースト
エアスラッシュ/めざめるパワー氷/宿り木の種/身代わり
204(252)-×-124(4)-131(28)-125(28)-116(196)
HD:C195アシレーヌの海神のシンフォニア確定耐え
ダウンロード対策でD>B
ボーマンダやテテフに強くしようとした結果、最後にPTに入ってきたポケモン(テテフ対し有効打はないが)。Sにかなり振っているため、バトンせずともレヒレの上から宿り木を撒いたり、フシギバナの上から身代わりを貼り宿り木を透かしたりできるのが強かった。火力は全く無く、処理速度が遅いため選出率はそこまで伸びなかった。
サザンドラ@こだわり眼鏡(NN:トリシューラ)
控えめ/浮遊
りゅうせいぐん/悪のはどう/火炎放射/大地の力
167-×-110-194(252)-111(4)-150(252)
バトンして上から悪波を打っているだけで強そうだと思い採用したが実際は先発で出すことも多かった。
選出率自体はそこまで高くはなかったがラティアスクチートやペリラグ、受けループや受け回し系のPTにはよく出し、受け回し系のPTに対しては悪波を打っているだけで(怯みも利用して)勝てることもありフェアリー環境であるが充分戦えるポケモンだと感じた。
選出したほとんどの試合で悪波しか打たなかった。
ドリュウズ@ハガネZ(NN:ドリラゴ)
意地っ張り/型破り
地震/アイアンヘッド/つるぎのまい/身代わり
187(12)-195(180)-81(4)-×-95(76)-138(236)
A:ZアイアンヘッドでH252振りアシレーヌを確定1発
ZアイアンヘッドでH4振りカイリューを51.7%で1発
HB:A115グライオンの地震を80.6%で耐える。
A156ミミッキュのZシャドクロ+ステロ確定耐え
C200テテフのPF下サイコショック高乱数2耐え
HD:C147コケコのめざ氷及び草結びを身代わりが耐える
C200テテフのPF下サイキネをほぼ2耐え
このPTの崩し要因であり地雷枠。打点の無いコケコやクレセリアを起点に身代わりを張り、舞うことで全抜きを狙う。身代わりは非常に読まれづらく、フシギバナやテッカグヤの宿り木を透かしたり、ランド対面での様子見、バシャ対面での守る読みなど様々な場面で役立った。受けループもドリゥウズが舞うだけでイージーウィン出来ることがあったので、受けループやブルルドヒドイデのような受け回しに対する選出率は100%だった。
カイリューやアシレーヌが重いのでそれらのポケモンがいた場合は積極的に初手から出してZ技を押していった(ただしキノガッサ入り・ゲッコウガ入りには絶対初手に出さない)。そのため先発率はバシャーモに次いで2番目。
バシャーモと弱点が被っているためガルクレセ系統のPT以外にはバトンから繋ぐということが少なかった。
襷テテフと対面した際に岩封が欲しかったがそれ以外の場面で岩技が必要だと感じることは特に無かった。
【選出】
+2
バシャを初手で出してバトン展開をしていく一番オーソドックスな選出。困った時はこの選出でなんとかなるはず。
++1
ドリュウズを初手に置いて相手の1匹を倒すor削ってこちらのバシャーモ@1を動きやすくする。ロトム・アシレ・カイリュー・マリルリ・レヒレ・ミミッキュなどが初手に来そうな時の選出。
+2
受けループ・受け回し系に対する選出。先発及び@2は相手PTとの相談。基本的にはドリュウズで舞って勝つことを狙う。
※相手のPT次第で他の選出も勿論あり得るが、多かった選出パターンとしてこの3つ挙げさせてもらった。
【重いポケモン】
バシャーモから有効打がなく、悠長に守ると舞われる恐れがあるので辛い。
型が豊富すぎて辛い。初手で出てくることが多いのでバシャで何とかするように心がけた。
初手で出てきやすいこと、特化キノガッサのマッハパンチをバシャーモが乱数で3耐えすることからバシャーモで処理するようにしていた。初手でバシャが守ると2ターン目に交代読み(バトン読み)で勝手に種ガンを打ってくれることがあったので割りと有効活用出来るのかもしれない。
初手に出てこられたら困る地面ポケモンたち。守ったらステロを撒かれバトンをしたら岩封が飛んできたり氷技が飛んできたりと面倒なことこの上なかった。
呪いしてくるのはそこまで問題なかったがアタッカーミミッキュが普通に重かった。
【総括・反省】
バトンバシャーモを使おうと思ったのは良かったが、そのためにサザンドラ以外のポケモンの調整が素早さ>耐久>火力の順になり相手にミリ耐えされるケースがかなり多くなってしまった。バシャーモ自体は使いやすかったが周りの5体をイマイチ煮詰められなかったことも反省点の1つ。
真皇杯の対戦前日まではケケンカニを使う予定でPTも一応考えていたのだが、ブロック分けを見てこっちのPTを使うことにした。結果的に予選1位抜けでこの構築に自信が持てて後にレートでも2000を達成することができてよかった。
長くなりましたがここまで読んでくださりありがとうございました。S5以降もよろしくお願いします。それでは失礼します。